妊娠10ヵ月(36週以降)のママへ

■ おなかの赤ちゃんのためにできることは?

もうすぐ赤ちゃんに会えますね。10ヵ月の間、おなかにいた赤ちゃんと対面するのはドキドキすると思います。ベビーウエアやベビー布団の用意は済みましたか?赤ちゃんを迎えられるよう、部屋を整えておきましょう。ママがこれまで胎内環境を整えて赤ちゃんのためにしてあげたように、生まれてからの環境作りもしてあげてください。

お産がいつ始まってもいいように、体調を整えておきましょう。赤ちゃんが産道を通り抜け外の世界に出るには苦しみを伴います。ママの体力も重要です。お産は痛みを伴いますが、この痛みは、赤ちゃんにとっても、ママにとってもなくてはならないものなのです。ママには生み出す力を与えます。赤ちゃんにとっては呼吸のための準備となります。産道を通ってくる間に、中枢神経を刺激して、肺の中に空気を送り込んで呼吸できる機能を作っています。痛みはリラックスすることにより緩和できます。お産はママと赤ちゃんで乗り切る共同作業です。愛情を持って臨みましょう。

 

■ ママの体の変化と特徴は?

みぞおちまであった子宮がだんだん下がってくるので、胃や心臓への圧迫が消え、胃がスッキリしてきます。動悸なども減り、体が楽になってきます。食欲が増すので、体重の増えすぎには注意してください。逆に、子宮の下に位置する膀胱はさらに圧迫されるため、頻尿、尿もれの症状が強くなると思います。破水、おしるし、前駆陣痛といった、お産が始まる兆候があります。おしるしや前駆陣痛があっても慌てないようにしましょう。破水の場合はすぐに産院へ連絡をしてください。

    

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■ おなかの赤ちゃんの成長記録

腎臓機能の成熟で、水分がしっかりと処理されるようになるので、むくみが取れ、皮膚にはりが出てツヤツヤのピンク色になります。皮下脂肪も十分につき、丸くふっくらとしてきます。いつ生まれても心配ないところまで成長しました。

子宮いっぱいに成長した赤ちゃんは、ほとんどの場合、頭を下にする頭位になり、ママの骨盤の中に入っていきます。狭い骨盤に収まるように背中を丸めて両腕も胸にぴったりつけ、足もひざからまげておなかに引き寄せ、生まれるときを待っています。

成長成長 妊娠3週の赤ちゃん 成長成長
大きさ・・・約50cm
体重・・・・約3100g

 

■ この時期のパパへ

ママが産院でもらってくる超音波写真を見て、「もうすぐ赤ちゃんが生まれるんだ」という実感がわくパパも多いようです。またママと一緒に健診へ行って、元気に手足を動かしている赤ちゃんの姿を超音波で目の当たりにし、「ここが心臓で、ここが手で・・・」と説明してくれる医師の言葉一つ一つに感動したパパもいるのではないでしょうか。

一方、可愛いとは思うけれど、まだ、「父親になる実感がわかない」とおもうパパもいるでしょう。それはけっしてあなただけではありません。でも、不思議なことに「こんな自分が父親になれるのだろうか?」と思っていたパパも、赤ちゃんを抱っこした途端、多かれ少なかれ父親の実感を持つようになります。やはり、自分の体で赤ちゃんの体温を感じると、芽生える意識があるのでしょう。出産まで後わずか。ちゃんと父親になれるのだろうかという不安を持っているパパはその瞬間を待っていてください。

妊娠後期(8〜10ヵ月)のママへ