妊娠8ヵ月(28〜31週)のママへ

■ おなかの赤ちゃんのためにできることは?

いよいよ妊娠後期。おなかが張ることが多くなります。とくに長時間立っていると、大きな子宮を支えていた骨盤底筋群が疲れてくるようです。横になって休むのは、赤ちゃんのためにもなります。無理はしないようにしましょう。子宮収縮が激しいと、早産を引き起こす原因にもなります。早産で生まれた赤ちゃんを守るよう医療は進歩していますが、やはりおなかの中で成長するのが一番です。

8ヵ月にもなると、おなかの中で赤ちゃんがどんな向きでいるのかママ自身にも判るようになります。赤ちゃんの頭や背中、おしりの場所を実感すると赤ちゃんのイメージが膨らみ、話しかけやすくなります。おなかに触れることで、赤ちゃんの触覚を同時に刺激することができます。まずは子宮の一番高いところを、手のひらで触ってみてください。丸いものがおしりです。そのまま横腹から下のほうへ手を移動させて、ぼこぼこしているのが背中です。さらに下腹部を探るとコロンと丸いものがあると思います。それが頭です。さっそく探してみてください。

 

■ ママの体の変化と特徴は?

子宮はおへそとみぞおちの間くらいまで達して、おなかはますますせり出します。足元が見えにくくなるので、とくに階段の上り下りでは注意しましょう。手足がむくみやすくなりますが、夕方むくみ、翌朝引いているようなら心配ありません。終日むくんでいたり、横になった後でもむくんでいるようなら受診しましょう。乳輪部や外陰部が黒ずんできますが、これもホルモンの影響です。産後徐々に落ち着いてきます。おなかが張る回数も増えますが、しばらく休んで治まるのならまず問題はないでしょう。

 

■ おなかの赤ちゃんの成長記録

心臓や肺、腎臓などの内臓器官や脳などの中枢神経の機能もかなり充実してきます。たとえば、心臓を超音波で見ると、右心房・右心室・左心房・左心室の4つの部屋にはっきり分かれているのが見えます。肺では誕生の準備をし始めます。おなかの中で赤ちゃんは、臍帯を通して呼吸しているので、肺はまだ閉じているのですが、超音波で見ると、羊水を飲み込むたびに、横隔膜が上下する様子を見ることができます。「呼吸様運動」といって、誕生したときの呼吸の練習をしているらしいですよ。

成長成長 妊娠3週の赤ちゃん 成長成長
大きさ・・・約43cm
体重・・・・約1800g

 

■ この時期のパパへ

つわりの時期は多くのパパが家事に協力していたことでしょう。ごはんや食べ物のにおいをうけつけなくなったママに代わってご飯を作ったり、それができなくても帰宅途中に惣菜を買って帰ったり、つわりの時期は「家事の手伝い」と意識しないでやっていたのかもしれませんが・・・。今、ママの体調が落ち着いている状態なら、以前のように家事はママにまかせっきりになっていませんか?でも、産後は確実にパパの手が必要になります。

    

家事ビギナーのパパは、赤ちゃんが加わってなにかと混乱した家の中で右往左往し、結局、ママの指示通り、言うがままに行動するしかなくなってしまいます。ですが、それではモチベーションが下がってしまうと思います。それならば、今、まだ時間があるうちに、自分流でもいいので、できることを増やしておきましょう。食器洗いでも、洗濯物を干すことでもOK。できることからはじめませんか?

妊娠後期(8〜10ヵ月)のママへ