知っておきたい保険

家庭をもち、さらに子どもが生まれたら、まず考えたいのが”いざ”というときの備えについて。保険とは、そんな困った事態が起こったときの保障をしてくれるものです。「まだ入っていない」という人はもちろん、「最近1〜2年、何の見直しもしていない」という人も今こそ、きちんと保険について考えるべきです。基礎知識を学んだら、自分のウチの保険も早めに検討しましょう。

■ 保険ってなに?

保険とは「もしもの事態」に備えるものです。たとえば、ママが専業主婦の場合、パパにもしものことがあれば、お給料を持ってきてくれる人はもういません。そうなれば、日々の生活費もままならない状況に。また、パパが入院することになれば、治療費も大変ですし、長く患えば生活費も不足しがち。こんなときに保険に入っていれば、保険金や入院給付金を受け取ることができ、金銭的リスクを緩和させることができます。

しかも、保険のメリットは、契約が成立した日から保障がつくこと。貯金で万が一に備えようと思っても、目標達成までには何年もかかります。保険なら契約が成立した日から、数百万円や数千万円といった保険金を手にすることができるのです。

 

■ こども保険には入ったほうがいいの?

「こども保険」の主な目的は、子どもの教育資金作りです。もちろん、貯蓄で・・・という方法もありますが、この場合、結局、車の買い替えの資金や住宅資金に化けてしまいがち。その点、「こども保険」なら安心・確実です。また、月々の支払い負担額を少なくするには、3歳未満のうちに加入しましょう。

 

■ 保険加入の目安ってあるの?

死亡保険、医療保障とも、保険に加入しようとする際に、まずしなければならないのが保障額の設定です。でも、これは子どもの人数、マイホームの有無、職業など、ライフスタイルによって異なります。基本的には”もしも”の場合にいくらくらい必要なのかをイメージすればOKです。よくわからない場合は下記の表を参考に検討してみてください。

 

夫の医療保障の目安
職業 保障額
会社員
公務員
日額 5000円
自営業
自由業
日額 7000円〜10000円

 

夫の死亡保障の目安
職業 マイホーム 保障額
会社員
公務員
あり 3000万円程度
なし 4000万円程度
自営業
自由業
あり 4000万円程度
なし 5000万円程度
*上記は子どもが1〜2人の場合。さらに1人増えるごとに500万〜1000万円プラス。妻がフルタイム勤務なら1000万円マイナスが目安。

 

■ 特約はいっぱいつけたほうがいいの?

特約とは、それぞれの家庭のニーズに合わせて、主契約にプラスするオプションのこと。当然、保障は厚くなりますが、その分、保険料だって上がります。”もしも”の場合に保障が多くて困ることはないでしょうが、月々の支払額が高すぎるのはよろしくありません。本当に必要な特約のみを見極めて、契約するようにしましょう。

 

■ 終身型と定期型の違いは?

保険に加入するにあたっては”一定期間のみ保険料を支払い、その期間に限っての保障を得る”定期型か、”生涯にわたって保険料を支払い、一生の保障を得る”終身型にするかも決めなければなりません。いずれも保険料は契約時の年齢で決まります。

そのため一生の保障を考えた場合は、年を重ねても保険料が上がらない終身型の方がよいといえます。ただ、加入当初の保険料は定期型よりも高めに設定されているので、もし、今、保険料の支払いがキツイようであれば無理をしてまで終身型にする必要はないでしょう。

 

■ 出費は抑えたいのに保険に入らないとダメなの?

家族が増えるだけに、その気持ちはわかります。でも、だからこそ”もしも”のことが起きた場合に突然の出費はイタイはずです。もし、パパに万が一のことがあったり、病気になってしまったら、すぐに家計に影響します。今は「まさか」という気持ちもあるでしょうが”もしも”の事態は誰にも予想できません。

やはり、亡くなった場合に残された家族の生活を支える死亡保障と、病気やケガによる入院・手術費用をカバーする医療保険には入っておくべきでしょう。ただし、保険料の支払額は手取り収入の10%以内に抑えましょう。

 

■ 保険料を見直せば保険料は下がるの?

最近よく話題になる「保険の見直し」。いろいろな例が紹介されていますが、保険料が下がった例の方がインパクトが強いため、そういった印象を持つかもしれません。見直しとは、その家庭にとってピッタリな保険に入っているかどうかを検討し、見直すことです。場合によっては保障額をアップ=保険料をアップさせなければならない場合もでてきます。

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