赤ちゃんの名づけ・命名のルール

人の名前に使える文字は、法律で決められています。これを知らないと、せっかく考えた名前が役所で受理されなかった・・・という事態になりかねません。ここでは、名づけをする人みんなが知っておくべきルールを紹介します。

■絶対ルール 法律で決められた文字を使いましょう

どんな文字でも名前に使えるわけではなく、使える文字は法律で決められています。普段よく見かける漢字でも名前に使えないものもあるので、注意が必要です。下の表に使える文字、使えない文字をまとめたので、確認してみてください。また、使える文字でも、姓とのバランスはどうか、変な意味はないかなど、他の要素のチェックも忘れずに。

名前に使える文字・使えない文字、早見表

文字の種類 解 説
使用可 常用漢字 愛、海、優など 常用漢字は名前に使えますが、なかには悪い意味を持つものもあるので注意しましょう。
漢数字 一、二、壱、弐など 常用漢字に含まれる漢数字も名前に使えます。
人名用漢字 梓、亮、綾など 常用漢字ではありませんが、名前に使うことが認められた漢字です。
ひらがな、カタカナ あ、う、ア、ウなど すべてのひらがな、カタカナは名前に使えます。
長音符号 「ヨーコ」「ジョージ」のように長音符号も名前に使うことができます。
繰り返し記号 々、ゝ、ゞ 「奈々」「いすゞ」のように繰り返し記号も名前に使えます。
使用
不可
アルファベット a、b、A、Bなど アルファベット、算用数字、ローマ数字は名前に使えません。また、常用漢字と人名漢字以外の漢字も名前に使うことはできません。
算用数字 1、2、3など
ローマ数字 T、U、Vなど
おすすめできません 悪い意味のある漢字 悪、苦、魔など 前述のように常用漢字の中には悪い意味を持つものもあります。名前にはふさわしくないので止めておきましょう。

※使う漢字が決まったら、漢和辞典などで名前に使える文字か確認しましょう

 

■絶対ルール 改名はとても困難。慎重に考えた名前で出生届を提出

出生届を出すと、その名前は戸籍に記載され、一度戸籍に記載された名前を変えることは困難です。改名するには家庭裁判所に申し立てをし、審判を受けることになりますが、よほどの理由がない限り改名は認められません。

  • パパが勝手に出生届を出してしまった
  • 思い直して、別の名前にしたいから
  • 画数計算を間違えたから

などのような理由での改名は無理です。出生届を出す前に、その名前でいいのかよく検討しましょう。

 

■常識ルール 漢字の読み方は自由。でも、読みづらい名前はやめましょう

名前に使える文字、使えない文字の決まりはありますが、漢字の読み方についての決まりはありません。つまり、どの漢字をどんなふうに読んでも法律上は問題なしということです。でも、読み書きしづらい名前、周りから間違えて読まれることが多い名前だと、将来子どもが困るかもしれません。読み方に凝るのも悪くはないと思いますが、読みやすさも重視した名前を考えましょう。

 

■常識ルール 名前の長さに決まりはないけれど、ほどほどの長さに

読み方と同じように、名前の長さに制限はありません。でも、名前が長すぎると、読むのも書くのも呼ぶのも大変です。子どもが成長したら名前を書く機会がたくさんあります。そのときに困らない程度の長さの名前を考えることが大切です。

 

赤ちゃんの名づけ命名