クラミジア感染症
クラミジア・トラコマティスという病原体による性感染症です。感染するとおりものが流れるように多くなりますが、初期には目立った自覚症状はありません。放置すると膣から子宮、さらに卵管や腹膜へ感染が広がり、炎症を起こすことがあります。ひどくなると、不正出血や下腹部痛などが起こる場合もあります。
検査で陽性と出た場合は、パパとともに抗生物質を2週間ほど服用します。出産までに完治していないと産道感染し、赤ちゃんが結膜炎や肺炎を起こすことがあります。産後、赤ちゃんへの感染が疑われる場合は、抗生物質で肺炎を予防し、点眼薬や塗り薬で結膜炎を予防します。
|