染色体異常
親から子へと受け継がれていく情報、たとえば髪や皮膚の色、性質や体型などを伝えるのが遺伝子です。遺伝子は、細胞の中の染色体にあり、細胞の中に組み込まれた遺伝子の数や構造に何らかの変化がおきて、先天性の異常を引き起こすことをいいます。染色体異常をもつ受精卵は流産することが多いと考えられています。染色体異常を引き起こす原因はさまざまありますが、卵細胞の老化もそのひとつといわれています。母親の年齢が上がるほど、流産率が上がり、染色体異常を持つ赤ちゃんの生まれる比率は高くなっていきます。
染色体異常で多く知られているのはダウン症候群です。ほかにターナー症候群やクラインフェルター症候群があります。希望すれば、妊娠中に赤ちゃんの染色体異常や奇形を調べる「出生前診断」の検査を受けることができます。母体の血液を採取して調べるトリプルマーカーテストや羊水採取して調べる羊水検査などがありますが、検査のリスクや費用、診断結果を知ったときの心の準備など、夫婦でよく話し合って検査するかどうかを決めましょう。
|